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ご葬儀のこと

2024/01/13

【家族葬の喪主挨拶は必要?】例文とタイミングもお伝えします。

家族葬といえば「親しい人たちだけでおこなうアットホームなお葬式」というイメージがありますよね。そんなイメージが先行してか、堅苦しい喪主の挨拶は省略してもよいと思われる方がいらっしゃるようです。結論からいうと、家族葬だから喪主挨拶はいらないということはありません。とはいえ、顔なじみの方ばかりの家族葬であれば、一般葬ほどかしこまった挨拶をする必要もないでしょう。今回は、家族葬での喪主挨拶について、実際に使える例文なども交えて詳しく解説します。

家族葬の喪主挨拶は必要?

喪主の挨拶が必要かの前に、そもそも家族葬に喪主は必要なのかも気になりますよね。結論から言うと、どんなご葬儀にも喪主は必要です。なぜ必要かは、喪主の役割を考えればおわかりいただけると思います。

「喪主」の役割とは?

喪主はご遺族の代表者であり、ご葬儀をおこなう上での責任者でもあります。どんなに小さなご葬儀でも、参列者や葬儀の日程、はたまた香典をどうするかまで、ご葬儀には決めなくてはならないことがたくさんあります。そんな時に、ご家族やご親族、葬儀会社や菩提寺などと連絡調整をし、必要なことを決めるのが喪主の役割です。そのため、基本的に喪主のいないご葬儀はあり得ません。

家族葬における喪主挨拶とは?

家族葬に限らずどんなご葬儀においても、ご葬儀において喪主の挨拶がはたす役割は、故人のご冥福をお祈りし、弔問客への感謝の気持ちをあらわすことにあります。ご参列者がご家族のみの場合は省略されることもありますが、それ以外は基本的には喪主の挨拶は必要です。ただ家族葬は、親しい方々のみでおこなわれるため、通常よりは肩の力を抜いた挨拶でよいと思います。

家族葬での喪主挨拶のタイミングと例文

僧侶がみえた際のご挨拶

僧侶がお見えになったら以下のように挨拶をします。このタイミングでお布施もお渡ししましょう。

「本日はご足労いただきありがとうございます。
予定通り通夜を執り行いますので、よろしくお願いいたします。」

 

弔問客がみえた際のご挨拶

弔問にお見えになった方々にも、都度、感謝の意をお伝えしましょう。長々と話す必要はなく、簡単にお礼をお伝えする程度で問題ありません。

「本日はご多用の中お越しいただきありがとうございます。
生前は○○が大変お世話になりました。」

 

お通夜での喪主の挨拶

お通夜では、僧侶の読経やご参列者の焼香などがすべて終わり、僧侶が退場したあとに喪主が挨拶をします。

盛り込みたい内容
・弔問への感謝
・通夜振る舞いの案内
・告別式の案内

「本日はご多用のところ、ご参列いただき誠にありがとうございます。
○○もさぞ、よろこんでいることと思います。
去る○月○日、〇〇は息を引き取りました。享年○○歳でした。
生前はひとかたならぬご厚誼をあずかり、深く感謝しております。
残された家族にも、故人の生前同様変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
なお、明日の葬儀は○○斎場で○時より行う予定です。
何卒よろしくお願いいたします。
通夜振る舞いがある場合
あちらのお部屋にて、お食事の席を用意しております。
故人を偲びながらお召し上がりください。
通夜振る舞いがない場合
本来ならここでお食事を用意し、故人を偲ぶひと時をすごしていただくところですが、
都合によりご用意ができておりません。
何卒ご了承ください。
あらためまして、本日は誠にありがとうございました。
どうぞ、お気をつけてお帰りください。」

 

通夜振る舞いでの喪主挨拶

家族葬の場合は省略されることも多いですが、通夜振る舞いがある場合は、開式と閉式の際に喪主が挨拶をおこないます。

●開式の挨拶一例
盛り込みたい内容
・ご参列への感謝
・くつろいで故人との思い出を語らう場にしてほしい旨

「本日はご多用の中、お越しいただきありがとうございます。
みなさま方においでいただき、○○もさぞ、喜んでいることと思います。ささやかではありますが、お食事をご用意させていただきました。お召し上がりになりながら、○○との思い出話などもお聞かせいただければと存じます。
どうぞお時間の許す限り、ごゆっくりおくつろぎください。」

●閉式の挨拶一例

盛り込みたい内容
・弔問への感謝
・告別式のご案内

「本日は突然のことにも関わらず○○のためにお集まりいただきありがとうございました。
思い出話はつきませんが、夜も更けてまいりましたので、このあたりでお開きにさせていただきたいと存じます。
明日は○時○分より葬儀を執り行います。何卒、よろしくお願いいたします。本日は遅くまでありがとうございました。」

告別式での喪主の挨拶

告別式の喪主挨拶は、出棺式の前におこないます。家族葬の場合は簡単な挨拶になることも多いですが、故人との思い出や故人の人柄がわかるエピソードなどを交えながら、通夜の挨拶よりも少し長めに話すのが一般的です。

盛り込みたい内容
・弔問への感謝
・故人との思い出
・無事に告別式を終えられたことへの感謝

「本日はご多用の中ご参列賜りまして誠にありがとうございます。
故人も、こうしてみなさまにお集まりいただき、さぞかし喜んでいることと存じます。○○は趣味が多く、よい仲間にも恵まれ、仕事を定年でリタイアしてからも、自分の好きなことを楽しんでおりました。○○がこのような晩年をおくれたのも、ひとえにみなさま方のおかげです。誠にありがとうございました。」

精進おとしでの喪主の挨拶

●精進落としのはじまりの挨拶
盛り込みたい内容
・弔問への感謝
・滞りなく葬儀を終えることができたお礼

「本日はご多用のなか、○○のためにお集まりいただき誠にありがとうございました。
おかげさまでつつがなく葬儀を終えることができました。ささやかではありますが、精進落としの席を用意しましたので、お時間の許す限り、おくつろぎください。」

●精進落としの終わりの挨拶
盛り込みたい内容
・弔問への感謝の意
・四十九日の法要の告知

「本日はお集まりいただき、誠にありがとうございました。
みなさまより、私どもの知らない○○の姿をうかがうことができました。もっとお聞きしていたいのですが、あまりお引き止めするのもご迷惑かと存じますので、このあたりでお開きとさせていただきます。
なお、四十九日の法要は○月○日を予定しております。あらためまして、本日は誠にありがとうございました。」

 

喪主挨拶で使ってはいけない言葉

最後に、喪主挨拶で使ってはいけない言葉について触れたいと思います。ご葬儀の席では「忌み言葉」といって、避けた方がよい言葉があります。日常的に使っている言葉も多く、つい口走ってしまいがちなので注意しましょう。

繰り返しの言葉は使わない

「たびたび」「いろいろ」「みなみなさま」「かえすがえす」「重ね重ね」「ときどき」「しばしば」「だんだん」「さまざま」などの繰り返し言葉は使わず、適切な言葉に言い換えましょう。

例)
「重ね重ね御礼申し上げます。」→「深く御礼申し上げます。」

 

死を連想させる言葉は使わない

「4」「9」「終わる」「無くす」「悲しむ」「おしまい」「とんでもない」「忙しい」「焦る」「褪せる」「衰える」「消す」「枯れる」などの死や不幸を連想させる言葉も避け、別の言葉に言い換えましょう。

例)
「忙しい中」→「ご多用の中」

 

「仏式葬儀」で避けたい忌み言葉

日本の大多数のご葬儀は仏式で執り行われます。仏式葬儀では次の言葉は使わないようにしましょう。
「浮かばれない」「迷う」

 

「神式・キリスト教式葬儀」での忌み言葉

神道やキリスト教式の葬儀では、次の言葉に気をつけましょう。
「供養」「冥福」「往生」「成仏」「仏」「弔う」「合掌」

 

まとめ

喪主挨拶は、故人や弔問客への敬意を伝えるためのものということがおわかりいただけたと思います。親しい間柄であっても、感謝の意はきちんと言葉にして伝えたいですよね。喪主挨拶で何より大切なことは、誠意をもってお伝えすること。たとえ間違っても、心がこもっていればお気持ちはきっと伝わるはずです。大切なご家族を亡くされ、ただでさえお辛い中でのこと。そこは親しい方々だけが集まる家族葬ということで、肩の力を抜いて、安心してのぞんでいただければと思います。

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