葬儀・家族葬ブログ
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ご葬儀のこと
2026/06/10
雨の日の葬儀で気をつけたいこと

葬儀は、基本的には雨の日でも予定通り行われます。
天候に限らず葬儀に参列する際の服装やマナーには注意が必要ですが、雨の日となると、「雨具はどうする?」「傘のマナーは?」と悩むことが多くなります。
今回は、雨の日の葬儀の服装や持ち物、傘のマナーなど雨の日の葬儀で気をつけたいことを解説します。
参列者を迎えるご遺族側の注意点も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
雨の日の葬儀で気をつけたいポイント4点
1.雨の日ならではの服装や持ち物
2.濡れた傘の取り扱い
3.足元の安全対策
4.時間に余裕を持った移動
これらのポイントを押さえておけば、必要以上に心配する必要はありません。
落ち着いて準備を整え、参列する側も迎えるご遺族側も、気持ちよく当日を迎えられるようにしましょう。
参列者が気をつけたい服装・持ち物
雨の日の葬儀では、雨具や傘などの持ち物が増えます。
また、移動時の服装や靴も、防水や安全面を意識する必要があります。
傘はどんなものが適切?
雨の日の葬儀に欠かせないのが、傘です。
傘は、黒・ネイビー・グレーなど落ち着いた色合いの、シンプルなデザインのものを選びましょう。会場で他の方の傘と紛れてしまわないよう、自分のものとわかるような目印をつけておくと安心です。
もし、急な葬儀でシンプルな傘が用意できない場合は、ビニール傘でも問題ありません。
レインブーツやレインコートを着用してもいい?
レインブーツ(長靴)やレインコート(雨合羽)を、移動時に着用することは問題ありません。むしろ、雨の日は喪服や革靴が濡れてしまわないよう、着用することが推奨されています。
レインブーツやレインコートも、黒やネイビーなど落ち着いた色味で、装飾の少ないものを選ぶと安心です。
同じく落ち着いた色でも、ベージュなどの明るい色は、カジュアルな印象を与えてしまうため避けた方が無難です。ただし、急な葬儀で用意できない場合は、明るすぎず光沢のないものなら許容範囲とする向きもあります。
後述しますが、レインブーツやレインコートは移動時のみとします。会場に入る前に水気を拭き取ってビニール袋などに入れ、クロークに預けるのが基本的なマナーです。
濡れても透けにくい素材の服装選びとは
万が一、雨で喪服が濡れてしまうと、薄手の生地ではインナーが透けてしまう場合があります。厚手や裏地付きのブラックフォーマルなら安心ですが、暑い時期は薄手の喪服を選ぶ方も多いでしょう。
その場合は、透けても目立ちにくい黒やベージュ系のインナーを選んでおくと安心です。
雨の日にあると安心な持ち物
雨の日は、水気を拭き取る小さめのタオル、濡れたものを入れるビニール袋、替えのストッキングや靴下を持っていくと安心です。出かける前に晴れていても雨が降りそうな日には、折り畳み傘も持参しましょう。
濡れた雨具などを会場内に持ち込む際は、フォーマルでも使えるシンプルなサブバッグがあると便利です。
また、特に革靴や布製バッグは雨染みができやすいため、事前に防水スプレーをかけておくと安心です。
参列者が気をつけたい雨の日の葬儀マナー
雨の日の葬儀に参列する際は、傘や雨具の扱いに迷われる方も多いです。
雨の日ならではの参列マナーをお伝えします。
雨具は会場に入る前に水気を切ってしまっておく
傘やレインコート、移動用のレインブーツ(長靴)などは、雨の日の葬儀に欠かせないアイテムですが、会場内には持ち込まないのがマナーです。
必ず、傘は傘立てに入れ、レインブーツは会場に入る前に葬儀用の靴に履き替えます。
レインコートや移動時に使用したレインブーツは、軽く水気を拭き取ってビニール袋などに入れ、会場内のクロークに預けるのがマナーです。
クロークがない時の対応
家族葬など小規模な葬儀では、クロークを設けていない場合があります。
その場合は、ご自身の椅子の下など邪魔にならない場所に置いておくのがマナーです。
椅子の下にスペースがない場合は、椅子の後ろの背もたれの部分に隠すように置きます。
ビニール袋だけだと見た目が気になるようなら、黒やネイビーなど落ち着いた色のサブバッグを用意しておくと、見た目もすっきりし持ち運びもしやすくなります。
身だしなみのチェック
雨の日は、髪の毛や顔が雨で濡れてしまうこともあります。建物の前で、タオルで拭き取るなどして、身だしなみを整えてから会場内に入りましょう。
出発時間に余裕を持つ
雨の日は、公共交通機関の乱れや道路の渋滞などが予想されます。また、傘の開閉や雨具の着脱などで、普段より時間に余裕を持って行動することが重要です。
そのため、葬儀当日は、通常時に比べて30分程度余裕を持って出発しましょう。
特に車で向かう場合は、駐車場の混雑も考えられるため、早めの行動が安心です。
ご遺族・喪主側が準備しておくと安心なこと
雨の日の葬儀では、ご遺族側も、安全管理の観点から準備しておくと安心なことがあります。
特に入り口の滑り防止対策、高齢者への声かけや見守りなど、参列者が安全に入場できるような小さな心がけが重要になります。
タオルやビニール袋の準備
入り口付近には雨の雫が溜まりやすく、思わぬ転倒の原因にもなってしまいます。そのような滑り防止対策として、貸し出し用のタオルやビニール袋を準備しておくと親切です。
葬儀会場によってはスタッフ側で用意してくれていることもあるので、葬儀社に相談してみましょう。
送迎車の乗り降り場所を確認しておく
雨の日は車の乗り降りが普段よりも大変になります。
「入り口近くで一時停止が可能か」、「駐車場から屋根付きで移動できるか」などは、事前に確認しておけると安心です。
特に、高齢者や小さなお子さま連れの方は、できるだけ雨に濡れにくい動線を考えておくと安心です。
マイクロバスやタクシーの待機場所を確認しておく
葬儀会場から火葬場への移動でマイクロバスやタクシーを利用する場合、車両の待機場所を事前に確認しておくと安心です。
雨の日は、傘の開閉などで乗り降りに時間がかかりやすく、混雑もしやすくなります。
スムーズに乗降できるように、案内スタッフをつけて、なるべく高齢者やお子様から優先的に乗降できるよう案内をするとよいでしょう。
雨天時の案内動線の確認
雨の日は、傘をさして移動するため、足元や周囲が見えにくくなることがあります。
「駐車場から受付までのルート」や「傘立ての場所」「火葬場まで向かうバスの停車場所」などを事前に確認し、必要に応じて案内スタッフをつけたり、張り紙や案内札を用意したりしておくと参列者の安心につながります。
雨の日の葬儀は”安全”と”思いやり”も意識しよう
雨の日の葬儀では、服装や傘の扱い、移動時の安全対策など、普段以上に気を配る場面が増えます。
しかし、事前にポイントを知って準備しておけば、必要以上に不安になる必要はありません。参列する側は、周囲への配慮を忘れず、時間に余裕を持って行動することが大切です。
また、ご遺族側が移動や案内に少し配慮するだけでも、参列者の安心や安全につながります。
大切なのは、完璧なマナーを守ることではなく、故人を想い、周囲に思いやりを持って過ごすことです。
雨の日の葬儀でも、落ち着いて故人との時間を過ごせるよう、できる範囲で準備を整えておきましょう。
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