直葬に香典は必要?香典を辞退する理由や失礼のない伝え方

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2026/10/25

直葬に香典は必要?香典を辞退する理由や失礼のない伝え方

火葬のみを行う「直葬(ちょくそう)」を選ばれるご家庭が増えています。

直葬は身内だけで行うことが多いため、「香典はどうすればよいのか」「辞退したいけれど失礼にならないだろうか」と悩まれる方も少なくありません。

今回は、直葬における香典の考え方と、香典を辞退する場合の伝え方について、例文を交えて解説します。

直葬に香典は必要?

直葬とは、通夜や告別式を行わず、火葬場での火葬のみを行う葬儀のことです。

香典が必要かどうかは、参列される方の範囲によって変わります。

  • 同居のご家族のみで行う場合:香典は原則として不要です
  • 同居していないご親族が参列する場合:喪主のご判断によります

香典を受け取るか辞退するかに決まりはありません。ご家族でよく話し合って決めていただくのがよいでしょう。

香典を辞退する理由

香典を辞退される主な理由には、以下のようなものがあります。

香典返しの負担を減らすため

香典をいただくと、後日香典返しをお送りするのが一般的です。ご葬儀後は各種手続きも重なるため、その負担を軽くしたいという理由から辞退されるケースがあります。

参列される方の負担を減らすため

香典を用意する側にも金銭的な負担があります。特に少人数のご葬儀では、参列される方に気を遣わせたくないというお気持ちから辞退される方もいらっしゃいます。

故人の遺志によるもの

生前に「香典は受け取らないでほしい」というご意向があった場合、そのお気持ちを尊重して辞退されるケースです。

香典辞退を伝えるタイミング

香典を辞退する場合は、できるだけ早くお伝えすることが大切です。相手が香典を用意してから伝えると、かえって気を遣わせてしまいます。

  • 訃報をお伝えする際に、口頭であわせて伝える
  • 葬儀のご案内に記載しておく
  • 事前のご案内が間に合わない場合は、当日受付でお伝えする
  • 参列されない方には、葬儀後の挨拶状でお知らせする

供物・供花・弔電もあわせて辞退される場合は、その旨も一緒にお伝えしましょう。

シーン別 香典辞退の伝え方(例文)

訃報連絡で口頭で伝える場合

「昨夜、父〇〇が亡くなりました。葬儀は〇月〇日〇時から〇〇火葬場にて、火葬のみを行います。なお、御香典や供物・供花につきましては、辞退させていただきたく存じます。」

職場へメールで伝える場合

件名:忌引き休暇の取得について

「〇月〇日、父〇〇が永眠いたしました。つきましては〇月〇日から〇日間、忌引き休暇をいただきたく存じます。

なお、家族のみでの葬儀となりますため、ご参列・御香典・供花・供物・弔電等のご厚意はご遠慮させていただきたく存じます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。」

葬儀後の挨拶状に記載する場合

「なお 故人の遺志により 御香典や供物・供花につきましては固く辞退させていただきます」

※挨拶状は句読点を用いないのが慣習です。

当日、受付でお伝えする場合

「故人の遺志により、御香典は辞退させていただいております。お気持ちだけ、ありがたくお受けいたします。」

辞退したのに香典を渡された場合は?

辞退をお伝えしていても、香典をお持ちくださる方はいらっしゃいます。

一度はご辞退の意向をお伝えし、それでも「どうしても受け取ってほしい」と強くおっしゃる場合は、そのお気持ちを尊重してお受けするのがよいでしょう。

なお、事前に辞退をお伝えしていた場合でも、いただいた香典に対しては基本的に香典返しをお送りします。

まとめ

香典を辞退する際に大切なのは、簡潔かつ丁寧に意思をお伝えすることです。早めにお知らせすることで、相手に気を遣わせずに済みます。

直葬や香典のことでご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

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